2021年01月15日
本日、3時限目に数学科の研究授業がありました。内容は生徒たちによる
冬期課題レポートの発表。iPadにデフォルトで入っているNumbersを活用
して、さまざまな事象のデータ間の相関関係を調べるというものでした。
生徒たちが取りあげたデータは、以下の通り。
・Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスとレコードの売り上げ
・プロ野球の観客動員数と試合の点数の差
・YoutubeのMV再生回数とCDの売上枚数
・サッカー選手のヘディング得点率と身長
それぞれが自分の興味に依って、2つのデータ間にどれほどの相関関係が
あるのかを調べて、その結果を発表してくれたのですが、この発表を通し
て、生徒たちは、「自分たちがほしいデータを入手することの難しさ」と
「当初たてた仮説に必ずしもデータの相関関係が一致しない」ということ
を学んだようでした。しかし仮説を立てて、データを探してきて検証する
という一連の流れは、これから彼らが大学で学ぶであろうプロセスの萌芽
を見るようで、とても興味深かったです。
福力