今度の日曜日は衆議院選挙の投票日になっています。すでにご承知のとお
り平成27年の公職選挙法改正にともなって、選挙権年齢は20才から18才に
引き下げられました。よって投票日に18才になっている高校３年生には当
然ながら選挙権があります。
この２年におよぶコロナ禍で、政治や行政の決定がいかに自分たちの生活
に影響するかを身をもって経験しているだけに、立候補している候補者の
公約を見る目も、いつもとは違ってより真剣になっているのではとも思い
ますが、どうでしょうか。
ちなみに来年の4月1日からは、「民法の一部を改正する法律」が施行され、
これまで20才とされていた成人年齢も18才に引き下げられます。この法律
改正は、世界の大勢が18才イコール成人となっていることにともなうもの
でした。いよいよそれが来年には施行されることで、クレジットカードも
自分で作れるようになるし、お金がからむ契約もできるようになります。
言い換えれば、これまで未成年を理由に責任回避できたことができなくな
ります。このことは、まだあまり広く認識されていないように思います。
もう来年からは未成年ではなくなるということを意識するためにも、ぜひ
自分で投票所に足を運び、人生初の投票を経験してもらいたいと願ってい
ます。
福力