2022年10月2日
高校2年生の修学旅行(3方面の選択制)を今月11日以降、順次実施いたします。
3年ぶりに、沖縄とオーストラリアでの修学旅行が実施できることになりました。
生徒たちももきっと出発の日を心待ちにしていることだと思います。
北海道では、自然の中で行われる体験学習、他では味わえないおいしい食事、札幌周辺でのほぼ1日にわたる班ごとの自主研修など、楽しみは尽きません。
さらに、コロナの影響でファームステイはできませんが、キャリ研修があります。一つはルスツリゾートでの職業体験、そして、地元札幌で活躍する社会人との交流会があります。これらは、生徒たちにとって、自分の将来を考える一つのきっかけとなるでしょう。
沖縄では、初日に太平洋戦争沖縄戦の激戦地であった場所を訪れます。米軍の普天間基地も見ることができるので、生徒たちにとっては、沖縄戦の歴史と基地問題について認識する機会となります。ぜひ事前の学習をしっかりとした上で訪れてほしいと思っています。
西表島と石垣島では、きれいな海と自然の美しさに思う存分触れるでしょう。西表島は世界自然遺産として登録されました。亜熱帯の自然林に囲まれ、本州では見られない景観が広がります。石垣島では、コロナの影響で民泊はできませんが、地元の人たちのお話を聞く機会があります。自然と暮らす熱い想いを語られると思います。
メルボルンは、“世界一住みやすい街”として知られています。街並みには19世紀の建造物が数多く残っています。
前半の2日間は、ファームステイを体験し、ホストファミリーと過ごします。そして、最終日には、班ごとに地元の大学生といっしょに市内を散策します。この2つの取り組みは、英語でのコミュニケーションの絶好の機会です。事前の準備をして、その場でできるだけ積極的にコミュニケーションをはかろうとするチャレンジは、何物にも代えがたい経験となるでしょう。