受験生とゲストのみなさまへ

2024年01月29日

がん出張授業

 高校における「がん教育」が、2022年4月から本格的に始まりました。本校においても、生徒たちは高1の保健の授業で「がん」について学びます。本日、高2生全員を対象に、「がん出張授業」を実施し、外部講師として大阪国際がんセンター総長である松浦成昭先生をお招きしました。

 生徒たちは、まず初めに、白血病に立ち向かった現役Jリーガーである早川選手の、メッセージ動画を視聴しました。3年におよぶ治療に向き合い、絶対に復帰するという強い意志を持ち続け、周囲への感謝も語っておられました。

 その後、松浦先生から「がんを学ぶ」授業を受けました。なぜがんはできるのか、どのように治療するのかを説明され、現在、生涯で、がんにかかる可能性は2人に1人と言われているが、早期発見・早期治療で、がんは治りうる病気であり、多くの人が克服されている、というお話でした。そして、がんと共生の時代に、予防(食生活の見直し・適度な運動・適正体重の維持)と検診を大切に、ということを強調されました。

 がんを若いころから正しく理解する必要性が高まる中、生徒たちにとっては有意義な時間であったと思います。