2019年11月14日
久しぶりに中学校の総合学習を担当しました。
中学校3年生にはコマーシャルをテーマに、CMと視聴率の関係、いろんなテレビCMを見て
「どんな工夫をして、CMは商品を記憶に残そうとしているか」などなどを聞いてみたのです
が、中学生はどんどんこちらの質問に答えてくれます。
そしてCMの主戦場がテレビからインターネットに移ったことを取りあげ、Googleという会社
がどんな風に収益をあげているのか、具体的にGoogleのポータルサイトを見ながら説明しまし
た。Googleの収益のほとんどが広告だと気づいてくれたかな。
短縮授業だったので、最後は駆け足でメディアリテラシーの説明をしたのですが、これは時間
が短かったので、その真意があまり伝わらなかったかもと反省。
中学校1年生では、錯視をテーマにして、人間が「ものを見る」という行為を、さまざまな形
で体験してもらいました。ここでは、「ものを見る」主体は、眼ではなく脳なのだと気づいた
生徒が多かったので、その気づきの早さに驚かされました。最後は有名な3Dドラゴンを教卓
において、その不思議さを体験してもらいました。全員が教卓に寄ってきてくれて、興味深そ
うに体験してくれたので、私も楽しく授業を終えることができました。
今月末には、中2の総合学習を担当する予定です。
福力