高校３年生の世界史の授業を見学してきました。この授業では、先生が解説したり説明
したりするのは最小限。生徒たちは、先生が作成した動画を視聴したり、iPad上のプリン
ト（上の写真参照）に必要事項を書き込んだりしています。そのため教室はときおり先生
の声掛けがある以外は静寂そのものでした。
授業後半は、学んだことをもとにグループでディスカッションが始まりました。イタリア
統一のプロセスについて、当初共和政からスタートした政体が、立憲君主制に移行したの
はなぜなのか？などという結構高度な議論が展開されていました。
ICTの導入で従来の授業の形が大きく様変わりしていること、またあらためて生徒たちが
iPadをツールとして使いこなしているなぁと感心させられました。
福力