校長ブログ

2018年11月6日

日日是好日

 

 

自分が読んだ本が映画になる。よくあることです。特に面白かった本は、「これって
映画にするとしたら、主役は○○だなぁ」と考えてみたりします。最近では『永い言い
訳』。これは主役の本木さんがイメージ通りでした。
それからこのブログ欄でもご紹介した『マチネの終わりに』。これも今度、福山雅治
さん主演で映画化されると聞きました。どんな映画になるのか、今から楽しみです。

しかし『日日是好日』は、数年前に読んだ時、映画化されるとは露程にも思いません
でした。なぜならこれはエッセイ本でしたから。しかし、映画化されたという。どん
な映画になったんだろうと映画館まで足を運びました。あまり期待はせずに。
しかし予想は良い意味で大きく裏切られました。率直に一言で「いい映画」でした。
今年亡くなられた樹木希林さんがお茶の先生役で、セリフの一言一言が胸にしみました。
そのなかでも、「私、最近思うんですよ。こうして毎年同じことができるってことが、幸せな
んだなぁーって。」というセリフには、なぜだか涙が出ました。
iPadやテレビではなく、ぜひ映画館で見ていただきたい作品です。
※『日日是好日』公式サイトhttps://www.nichinichimovie.jp/
福力