2017年10月24日
今回の総選挙は、本当に予想のつかない展開ばかりで驚かされました。
選挙が終わったものの、マスメディアは今後の行方をあれこれ予想して、まだ喧噪
はしばらく続くようです。
選挙日当日、新聞をいくつか読んで見て、読売新聞の社会面に載った「1票に込めた
高3の思い」(10月22日朝刊36面)という記事に目を引かれました。
この記事で取り上げられたのは、瀬戸内海に面した四国中央市にある愛媛県立三島
高校。市の選挙管理委員会が主権者教育の一環として18日、学校内の会議室に期日
前投票所を設置したそうです。同校の3年生238人のうち、138人が有権者。
この投票所に来た3年生のいくつかの声を、記事は取り上げていました。
「いまの政治って、ほかの政党の罵倒ばかり。政党に魅力を感じない。投票しように
も選べない」
「自分が1票を投じても社会が動くとは感じられない。でも若者が投票しないと何も
変わらない」
「自分は大学に行きたいけど、経済的な事情で行けません。本人が希望すれば、進学
できるような政策をきちんと実現してほしいです」
ちなみに上のコメントをした3人の高校生は、全員、それでも期日前投票をすませた
そうです。
この記事を読んで、日本の高校生も、単なる「無関心」ではなく、いろいろな思いを
今の政治に対してもっているのではないかと感じました。
さて、大阪青凌高校の3年生はどんな思いで投票したのでしょうか、またはしなかった
のでしょうか?
福力