2022年07月2日
今年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。高校3年生の生徒たちは、自分の18歳の誕生日に、成人「大人」になります。すでに多くの生徒たちが成人となっています。
18歳から自分の意思で様々なことができるようになる一方で、気をつけなければいけないことも増えます。消費者庁のリーフレットにも「契約や買い物は、しっかりと考えてから。」とあります。そこには以下の4点が明記されています。
・大人なので契約できます。
(成人として一人で契約ができるようになります)
・大人なので取り消せません。
(成人として扱われるため、契約を取り消すことができなくなります)
・大人なので、必ず確認。
(契約の際には事前に内容を確認しましょう)
・大人なので、無理はしない。
(本当に支払いができるのか、自分に見合った買い物を)
これらは決して今年度に成人となる生徒たちだけが注意する話ではありません。生徒たちの周りにいる大人の先輩である我々が、日々注意していることだと思います。新成人が消費者トラブルに巻き込まれないように、生徒たちが自分で判断する力を高めることが一番ですが、同時に、まわりの大人たちが新成人に対して、助言や注意喚起とともに寄り添って見守る必要がある、ということを改めて痛感いたします。